遺言書と遺留分の関係について
2023/03/04
皆さん
こんにちは相続のとびら
執筆担当 西川です
テーマ『遺言書と遺留分の関係について』
遺言書を書くことで、遺留分についても一定の影響を与えることができますが、遺留分は法律上の義務であり、遺言書で完全に無視されるわけではありません。
遺留分とは、相続人が法定相続分のうち最低限取得する権利のことを言います。遺留分は、配偶者や子ども、親などの法定相続人が相続財産の一定割合を取得できるように定められています。
遺言書によって、遺留分を超える相続分を相続人に与えることができますが、遺留分は遺言書で無視されることはありません。つまり、遺留分を下回る相続分しか遺言書で相続人に与えなかった場合でも、遺留分がある法定相続人には、遺留分相当額が必ず分与されることになります。
遺言書によって、遺留分を超える相続分を相続人に与える場合でも、遺留分相当額は必ず配偶者や子ども、親などの法定相続人に分与する必要があります。遺留分は、相続人の帰属分として最優先に配分されるため、遺言書で配偶者や子ども、親などの法定相続人に遺留分相当額を与えなかった場合、遺言書が無効となることがあります。
したがって、遺留分は法律上の義務であるため、遺言書によって完全に無視されることはありません。遺留分を超える相続分を相続人に与える場合でも、必ず遺留分相当額を法定相続人に分与する必要があります。
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