不動産売却トラブル!実家の名義変更時に判明。なんと、相続人が30人!
2022/02/24
不動産売却トラブル!実家の名義変更時に判明。なんと、相続人が30人!
ご相談当時の状況
- 実家を売却したいと思い調査した結果、名義が先々代の名義のまま残っていた。
- 名義変更をしたいと思い、司法書士に依頼したけれど・・・
- 粘り強く交渉することで、1年以上かかりましたが解決しました。
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司法書士の調査で判明、なんと名義人は先々代
実家を売る必要があって登記記録を調べてみると、なんと!!!不動産の名義が先々代の名義のままになっておりました。
薄っすら昔の記憶を遡ってみると、父親が名義変更しないといけないけれど、たくさん相続人がいて大変そうだと言っていたことを思い出し、嫌な予感がしたけれど売却するためには自分の名義にしなければならないので、名義変更するために司法書士へ依頼しました。
登記記録とは、登記所(法務局・支局・出張所)にて保管されているデータのことを指します。
不動産の登記記録には、土地の登記記録と、建物の登記記録があります。
土地の登記記録は、土地の所在・土地の地目・土地の地積、土地の所有者などのデータです。
建物の登記記録は、建物の所在・種類・構造・床面積・所有者などのデータです。
実家の名義変更の為に、司法書士に相続人確定の依頼してみたけれど…
司法書士に依頼し、戸籍・除籍謄本を集めてもらい、相続人を確定してもらったところ、相続人が出るは出るはで、なんと30人。
正直、名義変更できるんかな??って思ってしまったところに、司法書士は裁判手続きを勧めてきました。
それで、実際に着手するかと思っていたけれど、お忙しいようでなかなか裁判手続きもしてくれる気配もなく、途方に暮れていました。
面倒な裁判手続きなんてやめましょう!やってはいけない実家の相続の例!?
そんな時に、弊社へ依頼してくださいまして、当社行政書士は開口一番、『裁判手続きなんてやめておきましょう』ただただ、面倒になりますし、まとまる話もまとまらないことだって起こります。
だから、時間は掛かりますが遺産分割協議書を作成し、一人一人に送って署名押印を頂いた方が絶対にいいと説得させてもらって、弊社の提案をうけてくださいました。
実家名義変更・売却に向けて、粘り強く交渉開始
弊社がご依頼者様の立場に立って、他の相続人に対して送る文案を考えさせていただき、感情のもつれを少しでも低くするような内容の文案とさせていただきました。
送ってすぐに返事があった方もいらっしゃいますが、一筋縄ではいかない方も実際にはいらっしゃいました。
名義変更の為に、各相続人から署名捺印を、そして実家の処分へ
その辺りは粘り強く交渉して、一人ずつ署名押印(印鑑証明書付き)していただき、30人全員に書類を送ってから約1年で全ての相続人から押印頂くことに成功しました。
無事、名義変更も完了し、実家の売却も完了しました。
弊社行政書士の独り言
相続は金額の大小ではなくて、感情が優先します。
その感情がもつれると、金額が少額であったとしても、いつまでも押印をいただくことはできないです。
裁判手続きは最後の最後です。まずは交渉して一人とお話して理解していただくことが大切だと私は思います。
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相続のとびら
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